カテゴリー「ティーチング」の記事

ワークショップのお知らせ:自立・成長を支援するリーダーシップ ―ティーチングとコーチングの使い分け―

第97回東京支部研究会のご案内です。「自立・成長を支援するリーダーシップ ―ティーチングとコーチングの使い分け―」をテーマとするワークショップです。2016年2月7日(日)9:30-16:30、茗荷谷の放送大学東京文教学習センターにて。お誘い合わせのうえ、ご参加ください。97a_297b_3

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広島でブラインドパズル

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 札幌、旭川、広島と、週末に地方行きが続いている。広島といっても、空港からクルマで1時間ほどの、中国山地を分け行った庄原市。大起の和田行男氏にお誘いいただき、山間の街で地域密着型介護サービスを展開する聖仁会の愛生苑を訪れ、終日の管理職・リーダー研修を行う。

 まだ文献等で公表していないが、スペース不足でブラインドウォークができない場合に、その代用として行うようになったのが写真のブラインドパズル。2人一組で一方が目隠しをして6ピースのパズルに取り組み、他方が指示を出してパズルワークをサポートする。5分でタイムオーバーとなり、適切な指示の出し方を振り返る新しい演習である。

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助言による消極的ティーチング

Advice_training120120 「・・・してはいかがですか?」という助言は、「・・・しましょう」とか「・・・して下さい」という指示よりも、相手の主体性を少しは尊重した関わり方だと言えます。なぜならば、「・・・してはいかがですか?」と言っても、そうしない人もいるのであり、助言に従うか否かは本来的に本人の気持ち次第だからです。そこで筆者は助言を消極的ティーチングとして、指示による積極的ティーチングと区別しています。

 依存した全くの初心者に対しては、指示による積極的ティーチングで、まずは基本的なことを覚えてもらう必要があります。そして、やがて、「やったことはある」「でも未だ自信がない」「少しは自己解決できる」「自分のやり方が適切か否か教えて欲しい」という、いわば半依存の状態になった相手には、いつまでも指示を出し続けるのではなく、もう少し本人の主体性を尊重しながら、「・・・してはいかがですか」と助言することが望まれるのです。成長しはじめた半依存の相手にまで、いつまでも指示を出し続けると、相手のやる気や主体性を潰して、依存させてしまうことになります。せっかく伸びてきた成長の芽を摘んで依存させてしまうのか、あるいは、さらに自立度の高い成熟したステージ(半自立)へと成長をサポートするのかという、重要な分かれ目がこの半依存というステージなのです。

 適切な助言について学ぶ一つの方法として、助言トレーニングがあります。二人一組になって一方がパズルに取り組み、他方が「・・・してはいかがですか」と助言するのです(右上の写真参照)。助言トレーニングの体験を振り返ると、効果的な助言の仕方に気づくことになります。よくある気づきを紹介すると、次の通りです。

①はじめから口出しせず、まずは見守る
最初から助言するのではなく、まずは見守ります。そして、どこまで1人で出来るかという、相手の自立度を把握するのです。
②相手が困っているときのみ、助言する
手が止まったり、難しそうな表情をしたりして、相手が困っている様子を示した時に、タイミングよく助言します。困ってもいないのに助言すると、ありがた迷惑になることがあります。
③命令口調や決めつけた言い方は避ける
「・・・しましょう」とか「・・・して下さい」という指示や、「・・・しなさい」という命令口調は避けるべきです。「・・・してはいかがですか」と提案するのが、本来の助言です。
④矢継ぎ早に助言しない
一つの助言をしたら、しばらく様子を見ましょう。矢継ぎ早に助言すると、指示と変らなくなります。
⑤理由も告げて納得してもらう
指示を出すときと同様、助言をするときにも相手に納得してもらうことが大切です。相手に納得してもらうためには、やはり理由を添えて助言する必要があります。
⑥助言を無視されても不機嫌にならない
主役は助言をする自分ではなく、作業をする相手です。たとえ助言が受け入れられなくても、冷静に対処しましょう。イライラしたり、怒り出したりするのは禁物です。
etc

 その他、たくさんのことに気づくはずです。答えはあなたの中にあり、あなた自身が教科書なのです。助言トレーニングに取り組むことで、ぜひとも、あなたなりの答えを見つけ出してください。

※「情報提供としてのティーチング」「指示による積極的ティーチング」「ティーチングとコーチングの使い分け」「行動変容ステージと支援方法」なども、参考にして下さい。

※参考文献:
 諏訪茂樹「対人援助のためのコーチング -利用者の自己決定とやる気をサポート」中央法規出版
 諏訪茂樹「看護にいかすリーダーシップ -状況対応とコーチングの体験学習」医学書院

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指示による積極的ティーチング

Blind_walkp1010097 情報提供としてのティーチングは既に書きましたので、今回は指示によって答えを与えるティーチングについて、取り上げたいと思います。

 テーマとなる事柄(例えば禁煙とか減量とか)について、もともと関心がない人がいます。また、関心はあるものの、やる気のない人もいます。そのような人には、「・・・しましょう」とか「・・・して下さい」と指示を出しても、空振りに終わるだけです。それにもかかわらず、「相手のためだ」と思って執拗に指示を出し続けると、相手から煩がられることは言うまでもありません。関心ややる気がない人には既に紹介した通り、「・・・ですよ」という情報提供としてのティーチングを、効率的に行うしかないのです。そして、やがて関心を抱いてもらい、やる気になってもらたところで、次に必要となるのがコーチングや、コーチングの理論でいうところのティーチングです。コーチングの理論では、指示や助言によって答えを与えることを、ティーチングと言います。

 どれだけ関心ややる気があったとしても、経験がない初心者には、コーチングを試みても上手く行きません。初めてスケートリンクに立った人に対して、「どうしたらいいと思いますか?」などと、質問している場合ではないのです。質問された当の初心者も、「そんなこと言わないで教えて欲しい」と思うことでしょう。「ティーチングとコーチングの使い分け」でも既に書きましたが、初心者には「足を逆ハの字にしましょう」とか「体重を前にかけて下さい」などと上手く指示を出して、基本的なことを覚えてもらうことが、まずは必要になるのです。

 指示を出したからトラブルが起きたのではなく、指示の出し方が下手だからトラブルか起きていることが、少なくありません。それなのに、指示の出し方を学ぼうとせずに、それとは正反対のコーチングや来談者中心カウンセリングなど、非指示的な関わり方だけを学んでいる人がいます。コーチングやカウンセリングも大切ですが、それらと同じようにティーチングも大切です。また、コーチングやカウンセリングと同じように、ティーチングも奥が深いのです。

 上手な指示の出し方を学ぶ一つ方法として、ブラインド・ウォークがあります。二人一組になって一方が目隠しをして、他方が「・・・しましょう」とか「・・・して下さい」と指示を出しながら、ゴールを目指して50mほどのコースを誘導してみるのです(右上の写真参照)。ブラインド・ウォークの体験を振り返ると、効果的な指示の出し方に気づくことになります。よくある気づきを紹介すると、次の通りです。

①ハッキリと大きな声で
 小声で指示を出すと、自信のない態度が伝わってしまいます。自信のない指示に従う気にはなりません。指示はハッキリと大きな声で、堂々とした態度で伝えましょう。

②曖昧な表現は使わない
 「ちょっと」とか「もう少し」という、どうにでも受け取れる曖昧な指示は避けるべきです。「もう一歩」とか「前の人が終わるまで」などと、受け取り方が一つしかないような具体的な表現を使いましょう。

③フィードバックを行う
 「左に偏っています」とか「行き過ぎましたね」などとフィードバックを行い、どれぐらい指示に即していたかを伝えます。このようなフィードバックを受けることで、軌道修正も可能になるのです。順調なときも黙っていないで、「順調ですよ」と伝えます。

④たくさんの指示を同時に出さない
 「これをやった後に、あれをやって、あれをやった後に、それをやってください」などと、多くの指示を同時に出すと、相手を混乱させます。口頭での指示は同時に出すとしても二つまでであり、三つ以上は避けた方がよいでしょう。

⑤理由を伝えて納得してもらう
 誰でも納得できない指示に、心から従おうとは思いません。理由が分かれば納得でき、指示に従おうと思うのです。「・・・だから・・・して下さい」と理由も同時に伝えて、納得してもらうことが大切なのです。

⑥質問に応えながら双方向で
 指示も一方的ではなく、双方向で行うことが大切です。「なにか質問はありますか」という言葉を、指示の後に付け加えます。また、「分からないことは何なりと言ってください」と伝えて、質問しやすい雰囲気を創ることも欠かせません。

etc

 その他にもたくさんの気づきが得られるはずです。教科書はあなた自身であり、あなたの中に答えがあります。ぜひとも仲間を誘って、ブラインド・ウォークを試してください。

 なお、指示によって答えを与えることを積極的ティーチングとするならば、助言によって答えを与えることは消極的なティーチングとなります。「・・・してはいかがですか」と伝えて、それを受け入れるか否かは相手に任せるのが助言です。助言による消極的ティーチングについては、また別の機会に取り上げたいと思います。

※「情報提供としてのティーチング」「助言による消極的ティーチング」「ティーチングとコーチングの使い分け」「行動変容ステージと支援方法」なども、参考にして下さい。

※参考文献:
 諏訪茂樹「対人援助のためのコーチング -利用者の自己決定とやる気をサポート」中央法規出版
 諏訪茂樹「看護にいかすリーダーシップ -状況対応とコーチングの体験学習」医学書院

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情報提供としてのティーチング

Smoking ティーチングという言葉には、本来、「教えること」という意味しかないはずです。ところが、近年のコーチングブームに伴い、「・・・して下さい」という指示や「・・・してはいかがですか」という助言など、コーチングとは対照的な接し方(かかわり方)まで、ティーチングという言葉で表現されるようになりました。したがって、どういう意味で「ティーチング」という言葉が使われているのかを、吟味しなければならなくなっています。

 指示や助言については、また別の機会に取り上げるとして、ここでは「教えること」に限定して、効果的なティーチングを考えたいと思います。メッセージを共有するというコミュニケーションの本来の意味から考えると、上手く教える技術は、コミュニケーション・テクニックそのものなのです。

 「・・・ですよ」と伝えて知識や技術を提供するのは、「教えること」という意味でのティーチングの典型でしょう。相手が必要としている知識や技術であれば、ティーチングは上手く行きます。別の言い方をすると、相手が必要としている知識や技術を正確に判断して提供することが、ティーチングでは大切なのです。

 相手にとって必要だと自分は思っても、相手はそう思っていないこともあります。相手が興味・関心を示さない場合にはティーチングも難しくなり、幾つかの点に留意しなければならなくなります。

①注意を引く
 AIDMA(Attention,Interest,Desire,Memory,Action)の法則を持ち出すまでもなく、まずは相手の注意を引かなければなりません。目立たないところで細々と訴え続けてもダメで、相手の目に留まる場所や時間を限定して、集中的にメッセージを送るのが効果的なのです。
②分かりやすく
 難しいことを理解するためにはエネルギーが必要ですし、もともと関心のないことにエネルギーを費やす気にはなりません。したがって、できるだけ分かりやすい言葉を選ぶ必要がありますし、文字よりは理解しやすい図表を使いこなして、一目瞭然になるように努めることも大切でしょう。
③手短に
 関心のないことに時間を費やす気にもなりません。いくら分かりやすくても、説明が長くなってしまえば逆効果です。長話よりも短時間の話の方が耳を傾けてもらえますし、長い言葉よりも短い言葉の方が記憶にも残りやすいのです。
④ポジティブ情報も

 実行しなかった(あるいは実行した)ときの不利益や危険性など、ネガティブ情報だけを提供して脅すと、相手は防衛的になり、心を閉ざしてしまいます。逆に実行した(あるいは実行しなかった)ときの利益や可能性など、ポジティブ情報も充分に伝えることで、感心を引き出します。
⑤意外性を提供する
 相手にとって分かりきっていること、当たり前のことだけを繰り返し伝えても、仕方がありません。「へー。そうなんだー」と相手が思うような新しい知識、意外な知識を提供できると効果的です。
⑥信憑性を高める
 新しいことや意外なことも、根拠が曖昧では受け入れてもらえず、ガセネタとして処理されてしまいます。信じるに足りる根拠を示しながら、説得力のあるメッセージを送らなければならないのです。

※この文章は「広報」2007年12月号(日本広報協会)のために執筆した連載「コミュニケーション・テクニック 第9回 ティーチング」の一部をもとにして、少々加筆したものです。

※「行動変容ステージと支援方法」、「指示による積極的ティ-チング」、「助言による消極的ティーチング」なども参考にして下さい。

2008年2月7日投稿
2009年12月22日改定

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非指示的にではなく、うまく指示すること

 私が運営しているサイトの掲示板(ひとりごと)に、どこかの看護学生からの書き込みがありました。なんでも、その学生が看護実習の手順書に、患者への声かけとして「~しませんか?」と記入したところ、看護教員から「これは指示している!」との厳しい指導が入ったとのことで、その学生はとても困惑してしまったという内容です。

 「~しませんか?」というのは誘いの言葉であり、「~しましょう」とか「~して下さい」という指示と異なります。書き込みを読んで私が気になったのは、このような当たり前のことではありません。看護教員が「指示を出してはいけない」「非指示的にかかわらなくてはいけない」と思い込んでいることであり、しかも、そのような思い込みに基づき、看護学生を教育していることなのです。

 非指示的とは来談者中心カウンセリングにおいて、カウンセラーに求められる基本的な態度です。カウンセラーは指示を出さずに、クライエントの話しに耳を傾けることに専念しなければならず、そうすればクライエントに自ずと変化が表れるという考えです。指示を出してはいけないという看護教員は、おそらく、この来談者中心カウンセリングを学んだものと思われます。そして、この基本的な態度が、看護師にも必要だと考えたのでしょう。しかし、当たり前のことなのですが、看護はカウンセリングではなく、看護師はカウンセラーではありません。看護師が患者に一切の指示を出さずに接して、看護の仕事は成り立つのでしょうか。

 がんばるコーチングとがんばらないカウンセリングで既に書きましたが、医療や福祉の領域、それに教育の領域でも、これまでにコミュニケーションの方法を、おもにカウンセリングから学んできました。そのせいか、カウンセリングの様々な考えを鵜呑みにしてしまい、つねにカウンセラーのように接することが大切なんだと、思い込んでしまう人が結構います。確かに、指示を出さずに傾聴することが、必要となる場面もあるでしょう。しかし、つねに非指示的に接していては、医療も福祉も教育も成り立ちません。それどころか、医療職も福祉職も教育職も、ひごろの業務の中で実は頻繁に指示を出しているのであり、自らの職業アイデンティティを明確にして、うまく指示を出すことを学べば、業務が大きく改善されるのです。

 医療や福祉や教育など、様々な対人援助サービスの領域では、カウンセリング・ブームからコーチング・ブームへと移行しつつあるように思えます。ところが、ティーチングとコーチングの使い分けで既に書いたように、コーチング発祥の地であるスポーツ界では、やはりティーチングも必要だと言われるようになりました。特に右も左も分からない初心者には、基本的なことをしっかりと教えなければなりません。指示や助言によるティーチングは、対人援助職にとって基本的な接し方の一つであり、ティーチングの学習を疎かにするわけには行かないのです。

 実際に、適切なティーチングの方法を学んでみると、カウンセリングやコーチングと同様に、意外と奥が深いことに気づきます。そして、ティーチングの方法を改善すれば、それだけでも業務改善につながることを、実感できるようになります。これまでコーチングについて随分と書いてきましたので、そろそろティーチングについても書き溜めて行きたいと思います。

※ブームに惑わされて特定のアプローチに固執していては、利用者の利益を実現できません。医師が症状に応じて薬を処方するように、コーチング、ティーチング、カウンセリング、ナラティブアプローチ、回想法、バリデーション法など、様々なコミュニケーションアプローチを目的に応じて使い分けることが、何よりも大切なのです。

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真っ直ぐ、真っ直ぐ、大丈夫

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ティーチングの一つ、指示の方法を学ぶブラインド・ウォーク。会場が鮨詰めで手狭な場合には、廊下やロビーなども利用することになる。
※詳しくは「指示による積極的ティーチング」を参照して下さい。

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ティーチングとコーチングの使い分け

suggestion ティーチングとは指示助言によって相手に答えを与えることであり、コーチングとは相手から答えを引き出し、自己決定や自己解決を支持することです。コーチングはティーチングを批判することによって、その有効性を説明するのが一般的です。「人から教えられたことは身にならない」、「指示・命令されたことに責任を感じる人はいない」、「自己決定した方がモティベーションが強く働く」などなど。

 いずれも、もっともではありますが、常にコーチングの方がティーチングよりも優れているかと言うと、必ずしもそうではないようです。コーチング発祥の地であるスポーツ界では、「はやりティーチングも必要だ」と言われるようになっているのです。特に右も左も分からない初心者に対しては、まずは基本的なことを教えなければなりません。また、危機に対処するときにも、「どうすればいいと思う?」などと、尋ねている場合ではありません。

 「これか、あれか」と二者択一式に考えるのが20世紀のパラダイム(考え方の基本的な枠組み)で、「これとあれの使い分け」を議論するのが21世紀のパラダイムだと言われています。「ティーチングかコーチングか」を議論するのではなく、「ティーチングとコーチングの使い分け」を議論する方が、実際に役立つでしょう。

 ①「やったことがない」「自信がない」「全く自己解決できない」「どうすればいいか教えて欲しい」という依存の相手には、「~しましょう」「~して下さい」という積極的なティーチング(指示)が、どうしても必要になります。

 ②「やったことはある」「でも、まだ自信がない」「少しは自己解決できる」「自分のやり方が適切か否か、アドバイスが欲しい」という半依存の相手には、もう少し本人の主体性を尊重して、「~してはどうですか?」「~という方法もありますよ」という消極的なティーチング(助言)が望ましいでしょう。

 ③「何度かやったことがある」「そこそこ自信がある」「おおよそ自己解決できる」「自分のやり方を認めて応援して欲しい」という半自立の相手には、さらに本人の主体性を尊重しつつ、「どうすればいいと思う?」「どうしたいの?」などと開かれた質問して答えを引き出し、「じゃあそうしましょう」といって支持するコーチングが効果的なのです。

 ④「いつもやっている」「自信がある」「完全に自己解決できる」「任せて欲しい」という自立した相手には、口出しせずに見守るだけでよいでしょう。

   本人に任せられない問題を放置してしまい、後で取り返しのつかない事態を招くことは、避けなければなりません。逆に、任せておけばよいことにまで口出ししてしまい、本人のやる気や主体性を潰してしまうことも避けるべきです。相手の自立度に応じてティーチング(指示や助言)とコーチング(自己決定と自己解決の支持)を上手く使い分けながら、徐々に任せてよい問題を増やしていくことで、自立支援が可能になるのです。

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※ なお、コーチングの理論での定義とは別に、情報提供を「ティーチング」と表現することもあります。専門的な情報を提供したうえで、自己決定や自己解決をサポートするコーチングを、私は「インフォームドコーチング」と呼んでいます。情報提供としてのティーチング指示による積極的ティーチング助言による消極的ティーチング行動変容ステージと支援方法COMMUNICARE blog:コーチングスタッフを育てるリーダーシップなども、ご参照下さい。

文献:諏訪茂樹『対人援助のためのコーチング -利用者の自己決定とやる気をサポート-』中央法規出版
資料:スタッフの満足度を知り、接し方を改善するためのワークシート(PDF)

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これ、これ

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ティーチングの一つ、助言のトレーニング。1列目の二人と2列目の1人、2列目の1人と3列目の2人という具合に、2人掛けテーブルの会場で3人一組を作った。

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