カテゴリー「3.サイレント・トーク 2011」の記事

学生が実習でお世話になっている掛川の病院

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 日曜日の掛川市立総合病院で管理職研修。私の職場の看護学生が最初の病院実習でお世話になるところです。廊下の床上の案内ラインや書類を運ぶ天井のリフトなど、なつかしい仕掛けが残っています。しかし、もうすぐ隣の自治体病院と統合するそうで、様々な改革のチャンスです。管理職の皆さんも私も、休日返上で勉強中

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走り納めの20kmハーフ ... よいお年を ~~

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 年末に仕事が立て込み、ブログの更新が滞ってしまった。年内最後の投稿は、走り納めの大晦日皇居ラン。自宅から皇居までの5㎞と、皇居2周の10㎞と、自宅までの5㎞の合計20kmハーフコース。冬の美しい風景をスマホのカメラで撮りながら。

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 死者・行方不明者が19,312名(12月22日現在)にも及んだ大震災の今年、いま生きている自分を確かめるかのように、プライベートではとことん頑張り、幾つもの記録を更新した。昨年の2月に1kmから始めた早朝ジョギングは、今年の7月7日に20kmまで距離を延ばした。体力が生涯でピークに達したと感じた8月3日、念願の富士登山にチャレンジして、頭痛と吐き気に苦しみながらも、3,776mの剣ヶ峰山頂に立つことができた。

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 自堕落な二十歳の頃には、とても考えられないような、体力任せの年となった。まさか50歳を過ぎてから、体力の限界に挑戦することになるとは。来年はどんな年になることやら。多くは望まない。少なくとも、今の健康だけは維持したい。皆さん、よいお年を。

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久々の羽田空港泊

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 第2ターミナルの出発ロビーに隣接する羽田エクセルホテル東急を、久々に利用する。中越地震で上越新幹線が何日も動かなくなった際、羽田-新潟間の航空便が復活して、朝一番に新潟に飛んだ時が最初の利用。ホテルは開業したばかりで、全てが新品だった。部屋も滑走路沿いで、間近に機体が見えた。2回目の利用は一年前。出雲空港からの最終便が青森行き最終便の乗り継ぎに間に合わず、翌朝一番に青森に向かった。1回目と同様に第1ターミナルを使う日航便だったので、結局はホテルを出てから手荷物検査場まで10分ほどかかったように記憶している。今回はとうとう、第2ターミナルを使う全日空の函館行き。ホテルでチェックアウトを済ませてから、最も近い手荷物検査場まで、30秒もかからなかった。さすが。検査場から搭乗ゲートまでの方が、何倍も遠かった。

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看護過程こそが目標管理 ・・・ドラッカーを読み解く

Photo  目標を立てて計画し、実践して評価するという、一連の看護過程こそが、看護師にとっての目標管理である。それなのに多くの看護師は、看護目標を立てずに、業務改善や資格取得や看護研究などの二次的な目標ばかり立ており、肝心の看護は標準看護計画に則して、いわば指示通り・マニュアル通りとなっている。このような現状を嘆き、改善を訴えて走りまわっているのだが、私の訴えの根拠について、目標管理を提唱したドラッカーの言葉を引用しながら、ここで説明しておきたい。
 まず、ドラッカーは目標管理について、『現代の経営』で次のように述べている。

 今日必要とされているのは、一人ひとりの強みと責任を最大限に発揮させ、彼らのビジョンと行動に共通の方向性を与え、チームワークを発揮させるためのマネジメントの原理、すなわち一人ひとりの目標と全体の利益を調和させるマネジメントの原理である。これらのことを可能にする唯一のものが、自己管理による目標管理である。
 P.F.Drucker 1954(邦訳p.187)

 医療チームにおいて看護師が強みとするのは、いったい何だろうか。看護師が責任を負わなければならないのは、いったい何についてだろうか。それは、業務改善でもなければ、資格取得でもなく、もちろん看護研究でもない。医師に看護師のような看護はできないし、人出不足だからといって事務職に看護をしてもらうわけにもいかない。看護師の強みは看護そのものであり、看護師は看護に責任を負わなければならないのである。
 看護目標を立てることによって、看護師は強みを発揮することができるし、責任を負うこともできるのである。ただし、医師や事務職など、他の職種にもそれぞれに強みがあり、それらの目標と看護師の目標とが、うまく噛み合わなくてはならない。そこで、職場の理念に基づいて各職種が目標を立てることになり、そうすることで共通の方向性が与えられて、チームワークが発揮されるのである。
 職場の理念は、職場が存在し、事業展開する目的を表している。理念を実現するために職場があるのであり、職員が集まって共に働いているのである。

 目標管理の利点は、自らの仕事を自ら管理することである。その結果、最善を尽くすための動機がもたらされる。高い視点と広い視野がもたらされる。管理とは自らを方向づけることを意味する。しかし人を支配することも意味する。目標管理における目標とは、前者の意味での管理の基礎となるものである。
 P.F.Drucker 1954(邦訳p.179)

 業務改善や資格取得や看護研究なども、もちろん必要であり、大切である。しかし、業務改善がしたくて看護師になった人はいないであろう。看護師の大半は、看護がしたくて看護師になったのである。
 そのために、様々に工夫しながら、よりよい看護を提供することができて、患者さんに喜んでもらえると、看護師は仕事のだいご味を味わうことができる。「看護師になってよかった」「これからもがんばろう」という気持ちになれるのである。よりよい看護を実現するために看護過程は欠かせないのであり、それによってドラッカーが述べた通り、「最善を尽くすための動機がもたらされる」のである。
 もちろん、新人の頃は標準看護を目指してもいいが、いつまでも標準では質の高い看護とは言えない。しっかりアセスメントして、標準看護に足らないものを付け加えたり、要らないものを削ったりすることで、一人一人の患者さんに合った最善の看護を提供することができるのである。

 私が初めて目標管理を提唱して以来、この言葉はスローガンとさえなった。目標管理を採用している組織は多い。しかし、真の自己管理を伴う目標管理を実現しているところは少ない。自己管理による目標管理は、スローガン、手法、方針に終わってはならない。原則としなければならない。
 P.F.Drucker 1974(邦訳p.141)

 『現代の経営』を出版してから20年後に、ドラッカーは『マネジメント 基本と原則』において、目標管理の現状を嘆いている。スタッフの目標をスタッフ自身が自己管理せずに、管理職や人事部が管理している職場も珍しくない。ドラッカーが嘆いた現状は、目標管理が広がった今日の看護界にとっても、無縁ではないであろう。
 「機能評価で外部からチェックされるから」という理由だけで、形だけの目標管理に終わってはならない。年に3回面接したり、資料をファイルに綴じて共有したりする手法が、目標管理ではない。仕事をする上での「原則」にしなければならないのであり、つまり、日々の仕事を目標管理で行わなければならないのである。
 看護師にとっての日々の仕事とは、言うまでもなく看護である。たとえ年間目標を立てるにしても、理念に則した患者満足度の改善・向上など、一人一人の患者さんの看護を通して達成される目標でなくてはならない。看護の仕事が終わった後に、努力しなければ達成できないような目標を立てて、しかも、その目標の到達度によってボーナスなどが査定されるならば、看護そのものに対する労働意欲や継続意欲は失せてしまう。そして、日々の看護は疎かになり、看護の質の悪化につながってしまうのである。

 誰もまだ、働く者に対して「仲間のマネジャー諸君」とは呼びかけていない。しかし、それこそが目標である。今後も、マネジメントの権限と権力、意思決定と命令、所得の格差、上司と部下という現実は残る。しかし我々には誰もが自らをマネジメントの一員とみなす組織を作り上げるという課題がある。
 P.F.Drucker 1974(邦訳p.77)

 ドラッカーが「マネジャー諸君」と呼び掛けたのは、管理職に対してではなく、全てのスタッフに対してである。つまり、管理職から一人一人のスタッフへと、マネジメントの権限と権力を移譲しようとしたのである。しかし、管理職が上に立って意思決定し、下のスタッフに命令するという、上意下達のピラミッド組織は、ドラッカーの時代には根強く残っていた。ピラミッド組織のままでは、目標管理は上手く行かない。ピラミッド組織に代わる新しい組織を作ることを、ドラッカーは「課題」として残して死んでいったのである。
 その後、スカンジナビア航空を再建したヤン・カールソンは、ピラミッド組織を解体して権限移譲を徹底した。そして、ヤン・カールソンの影響を受けたカール・アルブレヒトが、権限移譲された後の組織として、逆さまのピラミッドを提唱した。さらに、権限移譲されたスタッフを管理職がサポートする具体的な方法として、ジョン・ウィットモアがコーチングを提唱したのである。目標管理を成功させるためには、ドラッカー以降の理論と実践の展開を理解しなければならないのである。

<文献>
1)P.F. Drucker 1954.『現代の経営』ダイヤモンド社.
2)P.F. Drucker 1974
.『マネジメント 基本と原則』ダイヤモンド社.
3)諏訪茂樹 2012.「目標管理 ドラッカーの意図と限界」日本保健医療行動科学会年報 Vol.27,p253-257.
4)諏訪茂樹 2011.「ティーチングとコーチングで自立した看護師を育て、質の高い看護の実現へ」(インタビュー記事)医学界新聞 No.2921,p4-5.

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雪が降る前の札幌

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 雪が降る前の札幌へ。朝の最低気温は5℃。普通にしていれば寒いが、ジョギングをすると薄らと汗をかき、ちょうどいい寒さである。朝5時に起床し、6時には新札幌のホテルから原始林通りを東へ走り、野幌森林公園内をグルグルと走り回る。最近、札幌市内で出没しているという熊には出会うことなく、7時には無事にホテルに戻り、シャワーと朝食と済ませた後、研修会場へ向かう。

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アジア・アフリカの看護管理者研修

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 JICA東京国際センターにて、アジア・アフリカ諸国の看護管理者を対象にして、組織内でのコミュニケーションやリーダーシップについて、二日間に分けてワークショップを行った。ブラインドウォーク(写真上)、助言トレーニング、コーチングのロールプレイ、価値交流学習、集団討議(地理学教室)、ブラインドワーク(写真下)など、当初は日本中に広がれば大成功と思っていた体験学習法(演習)だが、最近は少しだけ国際的になってきたような気がする。チャンスを与えていただいた国際看護交流協会の皆さまのお陰だし、とことん英会話の学習をさぼってきた私を助けていただいた日本国際協力センターの皆さまにも心より感謝。

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虹の青森

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 青森に赴任した元同僚が、「青森はハワイの次いで虹の多い街」と解説したのですが、疑うわけではないのですが、本当ですか?10月18日午前6時の気温は7.7℃。東京よりも10℃以上低い。冬用のジョギングウエアを宅急便でホテルに送っておいたが、グローブを忘れたことに気づき、ゆるいジャケットのポケットに手を入れて走る。

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高松のビックリ

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 佐賀から東京に戻り、翌日に香川県の高松へ飛んだが、いずれも台風に伴う雨で早朝ジョギングができず、夜明けの感動的な風景とも出会えなかった。
 ところが、感動的なお土産とは出会うことができた。高松空港で買った巨大な栗饅頭と瓦煎餅。右上のFRISKと比較して、大きさを推測していただきたい。これらを食べるとジョギング1時間分の600kcalにはなるだろう。まさにビックリ!

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期待通りの長崎(その2)

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 丘の上まで散策した翌日、仕事が早く終わったので、浦上天主堂を訪れた。地元の大勢の隠れ教徒が異教解禁後に名乗り出て、建築されたとのこと。爆心地に近かったために全壊し、戦後に再建されている。

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 ここまできたら、平和公園に立ち寄らないわけにいかない。公園内を歩き回り、さまざまな国や地域の人々がここを訪れていることを知り、改めて驚いた。

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 グラウンド・ゼロ(原爆投下爆心地)は平和公園内ではなく、通り一つ隔てた原爆公園内にあった。長崎原爆による死者73,884人、9.11の死者2,977人、3.11の死者・行方不明者19,996人、対テロ戦争による死者約22万人。グランド・ゼロに手を併せた後、東京に戻る。

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期待通りの長崎(その1)

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 2008年12月6日に投稿した「長崎は山の天辺まで建物が並ぶ」というタイトルの記事で、「狭い路地になっているとのことで、いつか観光で来たときには、ぜひとも歩きたい」と書いていた。今回も観光ではなく仕事で来たのだが、あれから2年と9カ月が経ち、とうとう希望をかなえることができた。
 仕事の前日、午後の飛行機で長崎入りした。中華街の角煮饅で腹ごしらえした後、山の天辺を目指して登り始めると、登るにつれて期待していた通りの世界が広がった。

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 日頃から身体を鍛えており、先月に富士登山も実現した私にとって、階段を登り続けるのは大して辛くなかった。しかし、「よくもこんなところに家を建てたものだ」と思うほど、人がようやくすれ違えるほどの狭い階段の両脇に、まるで寄り添うように民家が並ぶ。それと、斜面にへばり付くように並ぶお墓。

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 途中で「こんにちは」と挨拶をしてすれ違うのは、お年寄りと猫ばかり。屋根の端で鬼瓦になっている猫も。

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 県立長崎南高校までたどり着き、この辺りでは、もうこれ以上、高いところに家はないだろうと納得して、眼下の中華街を目指して「下山」する。

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 横浜中華街の1/10か、それ以下のコンパクトな街だったが、一番端にある小奇麗な店に入り、ビールと皿うどん、それにデザートの胡麻団子で夕飯を済ます。

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