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2020年7月の記事

自分の気持ちも表現し、管理職からアドバイスをもらう記録用紙

「自己覚知」などと解り難い言葉を使い、抽象的な議論をしても仕方がない。バイスティックの言う「統制された情緒的関与」を実現するには、感情の赴くままに行動するのではなく、まず自分の抱いた感情から離れて、それを見つめること。できれば同僚や管理職と、それを分かち合うとよい。利用者のことばかり記録するのではなく、自分の気持ちも表現して、管理職からアドバイスをもらう記録用紙。もちろん、ご家族には「ご利用者様の様子」だけを伝えることになる。ダウンロードは次のアドレスから。
http://suwa.life.coocan.jp/client/care.report.docx.
By this report form, you can reflect your feeling and became to control it. You can get advices of your manager.

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科学的根拠に基づく感染予防のための新しい行動様式と自己決定に基づく行動変容

nudgeとは肘で軽く突くことを意味する。そこから、わずかな刺激で人々を行動に駆り立てる手法を、ナッジ法(ナッジ理論)を言う。小便器の中にハエのシールを張り、トイレを汚さないように誘導するのは、ナッジ法の一例である。
コロナ禍の感染予防対策にも、ナッジ法は利用されている。例えば、2m以上の物理的距離を保たせるために、レジの前の床に等間隔に張られたテープである。買い物客は言われなくても、テープの上に立ち、感染予防のための物理的距離を保つことになる。もしもテープを無視して前進しようとすると、「進むな!」と注意する自粛警察が現れる。「なぜだ?」と尋ねると、「テープが張ってあるだろ。守るのが当然だ」と言い返される。たとえ前に並んでいる人が自分と会話するわけでもなく、完全防備で自分と同じ方向を向いていたとしても。人々はルールのために生きることとなる。自分の判断で行動する自由を奪われ、息苦しくなる一方である。
感染予防で何よりも大切なのは、科学的根拠(知識)に基づいて自己決定された主体的な保健行動。確認されている新型コロナウィルスの感染ルートは、今のところ飛沫感染と接触感染。飛沫感染を防ぐために、向かい合って話す時にはマスクを着用し、マスクがなければ沫(しぶき)が届かない2m以上の距離を保つ。接触感染を防ぐためには手洗い。手洗いをせずに自分の口や目を触らない。こうした科学的根拠に基づく自己決定こそが、感染予防のための確かな行動変容へとつながる。感染拡大を防ぐために、小手先の理論を使ってでも、人々を操らざるを得ない側面もあるだろう。しかし、人々を主体 subject として尊重しながら、自己決定による確かな行動変容を支援するのが、保健医療職の本来の役割である。
It's most important for prevention of corona virus that people have health actions based on scientific evidences by their self decision.
decision. Photo_20200709101801

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