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2019年8月の記事

動機づけのタイプとインセンティブ

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職業や職場を選ぶ基準は人それぞれであるが、動機づけの違いにより、4つのタイプを見出だすことができる。そして、タイプごとに、最も効果的なインセンティブ(報酬)を説明することもできる。ただし、複数の動機が同時に働くこともめずらしくないため、すべての人をいずれかのタイプに分類できる訳ではない。

一つ目は、その仕事自体に意義や価値、魅力を感じ(内発的動機づけ)、しかもその仕事を通して人々に貢献したいと思い(向社会的動機づけ)、職業を選ぶタイプ。やる気を引き出す一番のインセンティブは、仕事の醍醐味そのものである。(例えば、医療や福祉分野の多くの援助職など)

二つ目は、自分が抱える問題を解決したいと思い(利己的動機づけ)、その分野に興味・関心を持ち(内発的動機づけ)、学んでいるうちに生業となったタイプ。このタイプにとっての一番のインセンティブは、やはり自分の問題の解決である。(例えば、一部の心理職・心理学者など)

三つ目は、人々が抱える問題を解決したいと思い(向社会的動機づけ)、自分の興味・関心は別として、問題解決のために働く(外発的動機づけ)タイプ。一番のインセンティブは人々の問題解決となる。(例えば、多くの社会起業家など)

四つ目は、お給料やお休みの多さ、世間体などで仕事を選び(外発的動機づけ)、自分の利益のために働く(利己的動機づけ)タイプ。やる気を引き出す一番のインセンティブは言うまでもなく、たくさんのお給料やお休み、そして周りからの賞賛となる。(例えば、企業で働く一部のビジネスマンなど)

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