不器用ですから

Photo
 医療・福祉分野で長年、コミュニケーションや人間関係の教育に携わってきて、ふと思うことがあります。往年の大スター、高倉健の名ゼリフは、「不器用ですから」でした。不器用なのは、人間関係についてでした。当時、人間関係は不器用でも、モノ創りなどを器用にこなす実直な人が、たくさん活躍していました。同様の人は、今でもたくさんいます。それなのに、モノ創りの大半が器用さの要らない単純労働となり、しかも人件費の安い海外に生産現場を移し、国内では人間関係能力が求められる仕事が主流となりました。 その結果、人間関係が不器用な人は目立つようになり、コンピテンシーが低いと評価され、〇〇障がいというレッテルまで貼られてしまいます。極めて器用な人間関係能力で利益を得る職業の一つは詐欺師であり、また、詐欺まがいの商法で要らないものを売りつけているビジネスマンも同類です。利益優先ではなく人間優先の、もう少し人に優しい社会を、取り戻せないものでしょうか。
 There are many people who do their best in agriculture or industry even if they are no good at human relations. But in the post industrial country, they can not do best with their ability. I hope

| | コメント (0)

グローバル経済と職業選択

Photo_9

 ある女子学生は、店頭販売員や飲食店の店員など、接客業のアルバイトを長く続けながら、自分の居場所がないと感じてきたそうです。ところが、ある日、佐川急便の短期アルバイトに応募し、軍手をはめて段ボール箱を運んでいるうちに、これこそが私の仕事だと感じたとのこと。ヒューマンサービス(医療や福祉)の仕事にしても、すべての人に向いているわけではありません。職業選択の自由を保障するためには、国内に多様な職業が必要です。国際分業や自由貿易など、経済のグローバル化は経済的な富をもたらすかもしれません。しかし、経済的富をある程度は犠牲にしなければ、人々の精神的な富は得られないでしょう。もちろん、トランプやルペンの排他主義には共感できないどころか、嫌悪感さえ覚えます。私はルパンもマカロンも好きですが、ルペンもマクロンも嫌という、フランスの若者や労働者の気持ちが、とてもよく分かります。
 A female student had worked as a staff of shops or restaurants and been unsatisfied with the workings. One day, she worked as a staff of the express business and felt very happy. For our happiness, we need various jobs in our country. I think that we can not be happy only to expand the international division of labor and the free trade. Freedom to choose occupations is very important.

| | コメント (0)

ペナルティではなくサポートを

Photo_2
 収入の少ない人の方が、肥満率も喫煙率も高く、健診受診率は低くなります。それなのに、なぜ政府は、健診受診率の低い人々に金銭的ペナルティを課し、多くの費用を負担させるのでしょうか? 必要なのはペナルティではなく、サポートです。
 Obesity rates, smoking rates, and uncheckup rates among the low income group are more high than those among the high income group. Yet why does the government lay a economic penalty on the people who don't have a checkup? They need a support, not a penalty.

| | コメント (0)

長谷川浩 先生がご逝去されました。

Photo
 心理学者の長谷川浩先生が2017年3月11日にお亡くなりになりました。トラベルビーを日本にご紹介された先生であり、私を今の職場(東京女子医科大学)にお導きくださった先生であり、私の職場の名誉教授でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 Hiroshi Hasegawa, Japanese very famous psychologist, died 11th March. He introduced Joyce Travelbee into Japan. And he introduced me into my univ..

| | コメント (0)

目標管理

Photo
 いまの目標管理ではスタッフも育たないし、やる気も引き出せません。じゃあ、どうすればいいのか。「ナーシング・ビジネス」 2017年2月号(メディカ出版)の第一特集は目標管理。私一人で書きました。

| | コメント (0)

チームワーク・トレーニング

チームワーク・トレーニングのワークショップを、日本保健医療行動科学会第99回東京支部研究会として、2017年2月5日(日)に筑波大学東京キャンパス(茗荷谷駅から徒歩2分)にて開催いたします。非学会員の方もお誘いあわせのうえ、ご参加ください。

詳しくは次のアドレスで http://communicare.cocolog-nifty.com/99th.tokyo.jahbs.pdf

20170205a20170205b

| | コメント (0)

介護職の離職

Dsc_32271

 「介護離職」ではなく、その主要な背景である「介護職の離職」に関する調査研究の報告書が、浜銀総合研究所から発表された。浜銀総研が厚生労働省から受託した調査研究事業であり、その検討委員会の委員長を、僭越ながら私が勤めさせていただいた。興味深いデータ満載だが、なかでも私が注目したのは、大学や専門学校などで福祉を勉強して介護職になった人と、勉強せずに介護職になった人の違い。

 「低収入」「将来性がない」「職場の人間関係」「結婚・出産などのライフイベント」などが介護職の離職理由で上位を占めることは、これまでもよく知られていた。しかし、これらを理由にして離職する人は、福祉の学習経験がある人よりも、学習経験のない人の方が、明らかに多い。

 やはり介護は専門性の高い仕事であり、専門的な知識や技術、それにマインドを学習せずして、継続は難しいのである。派遣労働などにより労働力を流動化させようとする動きも盛んであるが、介護は短時間の研修だけで他分野から参入できるほど、単純な仕事ではない。浜銀総研のタフで有能な研究員の皆さんに心より感謝。

報告書のダウンロードはこちら:https://www.yokohama-ri.co.jp/rouzin_hoken27_rishoku/

 A investigation report about leaving of careworkers was published by Hamagin Research Institute. I was the chairman of this review committee. Careworker is not the unskilled. It is difficult to continue this work without professional knowledge, skills and minds.

| | コメント (0)

謹賀新年

2016

| | コメント (0)

ワークショップのお知らせ:自立・成長を支援するリーダーシップ ―ティーチングとコーチングの使い分け―

第97回東京支部研究会のご案内です。「自立・成長を支援するリーダーシップ ―ティーチングとコーチングの使い分け―」をテーマとするワークショップです。2016年2月7日(日)9:30-16:30、茗荷谷の放送大学東京文教学習センターにて。お誘い合わせのうえ、ご参加ください。97a_297b_3

| | コメント (0)

看護師不足への対応 本来の解決策 Ⅱ

2011english

同じく、厚生労働省のデータによると、看護師の退職理由は、1番多いのが出産と育児、2番目が結婚、3番目が他病院への関心、4番目が人間関係です。
結婚や出産のための休暇は分かりますが、そのために退職するとは、どういうことでしょうか。日本では確かに、看護師の多くを占める女性にとって、仕事と家庭の両立は、あいかわらず容易ではありません。しかし、それだけではなく、背後に他の理由もあると、私は見ています。それは、やはり、他の病院への関心や人間関係での悩みでしょう。
看護師の退職を防ぐためには、母親看護師の労働条件を改善するとともに、他方で、職場の理念(社会的使命)や経営方針を分かりやすく説明し、さらに人間関係の改善にも努めなければなりません。
  (図は厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査結果」2011より 英文筆者不可)
What is the reason why nurses resign? As before, according to the data Ministry of Health, Labour and Welfare of Japan ...published, that is as follows.
The most reason is childbirth & child care. The second is marriage. The third is interest in other hospital. The fourth is human relations.
I understand the holiday for marriage and childbirth, but I don't understand the resignation. As a matter of fact, women hold a majority in nurses, and it is difficult for japanese women to combine a career and marriage or child care. But I uspect there is another reason behind these reasons. It may be interest in other hospitals or trouble of human relations.
For prevention of the resignation, manager must improve the working conditions for mama nurses. On the other hand, manager must explain the mission and management policy in detail and improve the human relations.

| | コメント (0)

«看護師不足への対応 本来の解決策 Ⅰ